たまけん 〜我ら!旅と“まち”の研究会〜
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2011/04/26
いいとこ見附隊
冬の見附隊報告
新潟県見附市発
協力:見附市


去る2月26日(土)の午後、東京・神田のリーダーズサロン「なみへい」において新潟県見附市(久住時男市長)が首都圏交流事業の核として位置づけている「いいとこ見附隊」の東京鍋会議~冬の見附隊~が開催された。

会場には、秋の見附隊として、昨年11月、参加者に先駆けて現地を視察した10名ほどのメンバーをはじめ、たまけん会員や日頃から、なみへいサロンで熱心に特産品や地域活性化について語り合っているゲストなども参加、総勢40名にも上る老若男女が集結した。

会合は冒頭、見附市企画調整課係長の森澤氏より参加者へ、見附活性化にかける熱い期待をこめた挨拶から幕をあけた。

第1部は、「見附を知ろう、観てみよう」がメインテーマで、見附市の地図やテレビモニターなどを活用して、わかりやすく見附市を紹介。それぞれの席では、秋の見附隊メンバーの補足もあり、理解が進んでいた。

また、急遽、応援に駆けつけた東京見附会や、見附さぽーたなど、在京の見附出身者のメンバーも、懐かしそうに、故郷を紹介するなど、終始和やかなムードのなか進行した。

今回の冬の見附隊の特色は、何といっても生活者目線で見附の魅力を発掘し、それをモデルツアーのアイデアとして実際に商品化して集客を試みる点にある。いわば参加者がツアープランナーとなり見附の活性化を図るという官民共同、参加型の交流企画なのだ。

ここで第1部の後半は、世代ごとに3つのグループに分かれての企画ミーティングとなった。各グループには、先遣隊メンバーや地域出身者も加わることで、よりニーズとリアリティがマッチングしたツアーのアイデアが検討されていた。

若年世代の女性を中心にしたグループのチームリーダーの北原政子さんは、「女性らしい目線や、見附に行かなければならない理由にこだわったツアーのアイデアを皆で話しましてみました。」と煮詰めた旅のアイデアに自身を見せていた。観光交流は女性の支持を得られないとなかなか広がりが作れないといわれるだけに注目されそうだ。


第2グループの須藤崇之さんたちは、地元の花火大会に注目。

聞けば、打ち上げの際にメッセージと共に打ち上げることができるという企画をもとに、この夏の見附名物の開発に余念がない。
熟年世代を中心にした第3グループは、辛口な大人の意見が噴出。旅慣れた世代の旅のニーズが相応に厳しいものを実感したチームリーダーの倉石洋利さんは、「見附にプラスαの魅力をどうつけるかがポイント」と悩んでいた。

ヨソモノ目線で見附を眺めることによって、発見される、強みや弱み。これらのバランスをとりながら、どのような旅のアイデアが出てくるか、たまけんとしても大変楽しみにしているところ。各プランの最終発表は、23年夏ごろを予定しているというが、震災などの関係もあり流動的にもなりそう。

完成したプランについては、今後、たまけん内でも発表され、たまけん会員の皆さんのさらに手厳しい評価や斬新なアイデアを盛り込まれて世に出て行くことになる。また、この見附隊の協力企業のJTB関東の担当者の田口プロデューサーもプロの維持として現在プランを思案中とのこと。見附を舞台にツアープランのプロアマ対決が実現しそうだ。

  - 期待と未来 -

この見附隊で注目したいことがある。
それは「コミュニティの参加」。今回は上北谷夢づくり協議会という地元組織が参加した。

同組織は、秋の見附隊で隊員たちの多くが絶賛した、あたたかいおもてなしを自慢とする活性化グループ。今回も、食材提供や調理などの面で積極的に参加し、隊員たちとの絆を深めた。
地域コミュニティの活力を高めることと、交流客の満足が比例する関係であることは、すでに秋の見附隊メンバーの証言でも明らか。
すなわち「人とのふれあい」そのものが見附の観光交流資源の原石になるという可能性が見えてきた。今後の集落やコミュニティの可能性に大いなる期待をしたい。(ま)
 



白熱したミーティングを終えての第2部は、大変和やかな雰囲気に一転。見附市上北谷コミュニティの皆さんが今回も駆けつけてくれた。

参加者たちは、見附母さんたちの手料理や地元から直送した素材を鍋にしたオリジナルの「見附鍋」、そして米どころの地酒に舌鼓。

ブッフェ形式で大皿に盛られたお料理の周りから人が途切れることがなかった。

久しぶりに故郷の味を楽しんだ東京見附会(在京の見附市出身者の会)からの参加者も地酒の一升瓶を 次から次へと開栓し、参加者に勧めていた。地元をよく知っている方に勧められると味覚の魅力も倍増するというものだ。


そして、宴たけなわの午後6時半ごろからは、お楽しみの抽選会がスタート。見附の特産品の数々がズラリと所狭しと並べられ視線が集まった。

午後7時半過ぎ、すべての番号札の抽選が終了。見附自慢の数々は、参加者の土産話と共に自宅へ持ち帰られた。

取材をしていて、午後3時からの約5時間がとても短く感じたのは、記者だけだろうか・・・。まさにあっという間の出来事だった。「見附の魅力発見」をテーマに色々な人たちのエネルギーが集まっていたためだろうか、パワフルな時間と空間となった。

次回は、あたながそのメンバーの一人として是非、ご参加されることをお奨めしたい。
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